土曜日, 5月 30, 2020
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本当のカルチャーショックは1年かかる?気分転換する5つの方法

アメリカに来てうけるカルチャーショックというと思いつくのは、”家で靴をぬがない”、”車は右車線”、”ハグはあいさつ”などなどたくさんありますよね。 一言にカルチャーショックとはいっても、程度によりいろいろあると思うのです。 今回は重めのカルチャーショックについて考えてみました。 カルチャーショックって何? 海外にいくと自分の生まれ育った環境や習慣とは違う、新しいものに出会うことがたくさんありますよね。 ウィキペディアによるとこうありました。 カルチャーショックまたは文化的衝撃とは、異文化に見たり触れたりした際、習慣・考え方・異文化の実像について、母国文化の常識と大幅にかけ離れていたり、自身が学校教育などで習得したその異文化に関する知識・情報と乖離しているため、心理的にショックを受けたり戸惑うことである。 Widepediaより 真新しいものを見て「へーここではこうなんだ」と思う程度のショックから、言葉の壁を乗り越えられなくてつらい思いをしたり、その心理的負担も内容により様々です。   海外生活は孤独(私の体験) 結婚してアメリカに初めてきたころは、田舎の小さな町でしたがまだまだ真新しいものから受ける刺激を楽しめていました。 家の中でも本当に靴を脱がない光景を見たり、道路や建物や商品や家具など、なにもかもが大きいことに驚いたり。 当初は子供もまだおらず、仕事もしてなければおしゃべりできる友達も一人もいませんでした。 そのうち新しい環境にも見慣れてきて、車の免許もなんとか取得し、スーパーへ買い物くらいなら一人で行けるまでになりました。   夫は普段から仕事が忙しい上に数か月単位で出張に出かけたりしていて、一人の時間が有り余っていました。 慣れるのはいいことですが、そんなただ生活をするだけの生活にも飽きてきて、暇が苦痛に思える時間が増えてきました。 知らない場所ですぐ友人を作れるほど外向的でもなく、すぐ仕事を見つけられるほどの英語力や特別な知識もなく、 時々、スカイプで日本にいる家族や友達とおしゃべりしたりすることが気晴らしであり楽しみでした。   そんな生活の中、たまに夫と喧嘩したりすれ違いが起こったりすると特に、言いようのないとてつもなく不安な気持ちにかられるようになり、大きな孤独感を感じることが増えてきました。 夫しか頼れる人はいないのになぜつらい思いを分かってくれないのか、当時は理解できずただ相手や周りが悪いのだと責めてばかりいました。   日本の家族や友人たちからは、「専業主婦だし海外生活だし、何が不満なの?」といった感じで分かってはもらえませんでした。 そのうち、アメリカ生活のいろいろなことに不満を感じるようになり、小さなことでイライラしてストレスがたまり始めました。     自動販売機もスーパーにいかないとないし、緑茶が砂糖たっぷりで甘すぎて飲めなかったり、風邪をひいても病院には簡単にいけないし高いし。 スーパーに行っても、日本で見慣れた野菜やきのこもないし、魚類は冷凍ものしかない上に生臭いものばかり、化粧品も日本から持ってきたものが底をつき始めたが、どの商品を使ったらいいのか分からず店内をうろうろと戸惑ったり。 アメリカでは化粧水があまりメジャーではないのか見つけられず、化粧水を探すだけでドラッグストアを数軒まわることになったり。   「日本ならおいしいご飯が食べられるし、ほしいものもすぐ手に入るし、仕事だってできるしお医者さんにもすぐ会えるし、すべてが簡単にいくのに!」 という思いは日に日に強くなるばかりで、どんどんアメリカが嫌いになっていきました。   一人だけで生活しているような孤独感は当時は単なるホームシックなんだと漠然と思っていましたが、ある日いろんな国に行った経験のある外国人の知り合いに相談すると、 「君は今、カルチャーショックを通過している真っ最中。」 だと言われました。   その頃はカルチャーショックって、”アメリカは右車線”に驚く程度のことだけだと思っていたのでびっくりしました。 この孤独感や不満感もカルチャーショックなのだとこの時初めて知りました。   カルチャーショックの段階 カルチャーショックにも、いろいろな段階があるということを知りました。 その過程表を、在ニューヨーク日本国総領事館のサイトで見つけました。 1.移住期(数週間から数か月) ー精神的な問題は少ない 生活の設営に追われる時期   2.不満期(数数巻から数か月以降) ー心身の不調をきたしやすい 生活の設営が終わりホッとする一方、現地の欠点などが目につくようになる   3.諦観期(数か月から1年以降) ー肯定的な認識 諦めの時期、良いところも悪いところもおおむね認識できるようになる   4.適応期(1年以降) ー生活をエンジョイ 現地にとけ込み、生活を楽しめるようになる   5.望郷期(2~3年以降) ーメランコリックな気分 現地の刺激に慣れてくると日本が懐かしくメランコリックになる   在ニューヨーク日本国総領事館より   今考えると、なるほど、私は海外での生活に適応するための過程をたどっていたのだ、と納得しました。   アメリカで出会ったアメリカ以外出身の外国人の知り合いにも後々聞くと、大体みんな国は違えど似たような経緯をたどり、”1年前後くらいで慣れてきてホームシックは時間をおいてやってくる”、と口をそろえて言っていました。 異文化に慣れるのは、こんなにも時間のかかることなんだと知りました。   海外在住者の約6割は強いストレスを抱えている 同じく在ニューヨーク日本国総領事館のサイトの情報によれば、海外赴任者の39%が神経症圏、20.9%が抑うつ状態圏にいるとされています。(2005年データ、在ニューヨーク日本国総領事館)   また海外へ赴任されてお仕事をしている方だけでなく、その配偶者も同じくストレスを抱えている、とあります。 1.言葉の問題 2.子育ての問題(異文化の中での教育) 3.培ってきたキャリアの問題 4.赴任理由、アイデンティティーの問題 5.使用人との問題(途上国) 6.現地法人社会との問題(村社会) 7.ストレス解消方法の問題 8.健康問題(更年期) 9.サポート体制の問題(企業支援の有無) 10.夫との問題 夫人のメンタルヘルス、在ニューヨーク日本国総領事館より 4番のアイデンティティーの問題はとくに私の悩みでした。 (国際結婚して夫についてきたはいいが、なんのために私はここに生きているのか)という思いがずっと頭を離れませんでした。 すぐに友人を作ることができる人や仕事をしている人はまた違った悩みがあるのかもしれませんが、奥さんも海外生活からの影響は受けているのだと、公的な情報を初めて見た時は、 「私だけじゃないんだ、私がダメな人間だから適応できないのではないんだ」 と思えて、救われました。(大げさかもしれませんが、本当ですw)   ストレスをなるべくためないために、気分転換しよう ではどうすれば、うまくストレスを解消/ストレスとうまく付き合っていったらいいのか。 私の体験からいくつかの気分転換法をあげてみたいと思います。   1.日本のテレビを見る アメリカで驚いたことのうちのひとつに、テレビ局の多さがあります。 日本だと大体10~12チャンネルくらいではないでしょうか?有料のチャンネルを加えるともう少しあるかと思いますが、アメリカではなんと数百を超えます。 (天気予報だけのチャンネルや映画ジャンル別のチャンネルなどのサブチャンネルを加えるともっとあるとか。。。)   チャンネル数が影響しているかどうか不明ですが、日本では曜日や時間帯によって、見ている番組が国民の大半同じだったりしませんか? どこかで”日本人の大半はテレビに依存している”と聞いたことがありますが、それは特に悪いことではないと思うんです。 例えば日曜の夕方にサザエさんの歌がテレビから流れてきたら、「あー日曜も終わり、明日からまた仕事か」って気分になって、大人になった今でもサザエさんの歌を聴くと日曜の夜の気分になって安心感がもてます。   日本のテレビを見るというだけでストレスが減ると聞きますがそれは多分、海外在住のストレスの原因のひとつである”言語の壁”から解放されるから、だと思います。   好きなドラマやバラエティ番組を見ても全部理解できるし、安心感があるし、脳が理解しようと努力しないので疲れませんw 私も身をもって体験しましたが、本当にストレスが減ります。 落ち込んだり理由もなく孤独感を感じたりしたときに、松ちゃんのすべらない話を気が済むまで見て笑ったり、よくしてました。   海外からテレビを見る方法はネットで検索するとたくさんでてきます。 例えば、有料の方法だとこんなサイトを見つけました。   2.エクササイズする 世界各国共通ともいえるストレス解消法、エクササイズ。 ジムに行くもよし、近所を散歩/ジョギングもよし。 私は出不精なので家でできるエクササイズが好きです。 おすすめはジリアンマイケルズのエクササイズ。 30~40分程度、画面を見て動きを真似するだけで心臓バクバク汗だらだらになります。 関連記事:   3.とにかく外にでる 散歩したり買い物に行ったり、とにかく場所を変えることで気分を変えることができます。 一人でいってもつまらない。。。わかります、私もそうでした。   「人は面白いから笑うのではなく、笑うから面白いのだ」 とある心理学の先生がよくおっしゃっていることなのですが、”人の気持ちが先ではなく、体の反応が先だ”、ということらしいです。 火も念ずれば熱くない、ということわざもあるように、人間はそのようにできているのです。   確かに、落ち込んでいる時にバラエティ番組を見て笑うことで楽しい気持ちになりますし、エクササイズして体がスッキリすれば気持ちも幾分かスッキリしていますよね。 近所を散歩でもいいし、図書館や美術館など無料で利用できる公共機関に行ってみるのもいいし、科学を信じて無理のない程度に家とは違う場所にいって気分転換してみましょう!   4.日本食を食べる アメリカで日本食レストランに行くと時々違和感を覚えますが、それは自分の慣れ親しんだ味ではなく、アメリカ人向けに”アメリカナイズ”された日本食だからだと思います。 アメリカで日本食を作るための食材を手に入れるのが難しい場所もあるかもしれませんが、近年は通販を通じていろんなものが手に入りやすくなっていると思います。 食は生きる上でかかせない、大切なもの。食べるものから体は作られますよね。 お味噌汁一杯でもいいので作って飲んでみましょう。 きっとそれだけでほっとできると思います。   参考記事:       5.日本人に会う 日本語のテレビを見るだけで気分転換になるのですから、実際に日本語で会話のキャッチボールができるというのは、海外在住でストレスを抱える人にとってとても大きな事だと思います。 日本語でおもいっきりおしゃべりができるのは、特に女性には一番効果のあるストレス解消法じゃないでしょうか。 日本にいても女友達とカフェで何時間でもおしゃべりして、それだけで気分スッキリできますよね。 加えて同じような経験をし、同じような悩みを持っているので説明しなくても分かってくれるので、お互いにセラピーの役割を果たしていると思うのです。   私もアメリカに来た最初の1年半孤独との戦いでしたが、日本人の知り合いができたあとはそれまでと比べ物にならないくらい気持ちが落ち着きました。 逃げ道ができたというか(実際に逃げる時頼るという意味ではないのですが精神的に)、一人じゃないんだという安心感が持てました。 それまでの苦労を一瞬で分かってくれて、しかも海外生活の先輩なので、たくさん解決策やアドバイスをくれて生活の質が向上しました。 参考記事: http://carolinsnote.com/find-japanese-in-usa/   中には日本人同士ばかりでつるんでいるとどうしても世界が狭くなり、内輪もめを起こすこともあるとよく聞きます。 日本人だからって必ず気が合うとは限らず、どこにいても合う人合わない人はいますよね。 でもそれでも、一人で鬱々としているよりはいいのかもしれないと思います。   さいごに 思っていたより長々と書いてしまいましたが、とにかく、海外で生活するということは大変なことなのです。 経験してみないとこのつらさは理解しがたく、海外に憧れる人からは妬みの目で見られることもあるかもしれません。 アメリカだけでなくイギリスの日本大使館にも、海外在住者のストレスについてのページがありましたので、一部抜粋させていただきました。 海外で生活するということは、とにかく大変であるということ、それを自分に語りかけていくことがとても大切です。 在英国日本国大使館より   また、在ニューヨーク日本大使館の海外在住配偶者についてのページに「海外は夫婦の絆の試練場」だとありました。 世界中どのご家庭にも、大なり小なり悩みや問題を抱えているものだと思います。 海外で日本とは違う文化の中ではその地域特有の問題なども出てきてまた違った大変さがあるのかもしれませんが、大変だからこそ、乗り越えた後の夫婦のきずなは強くなるのかもしれませんね。   次の記事では、私がどうやって日本人の知り合いを作ったのかについての記事を書こうと思います。  

初めて家に来る人には家中を案内するのが礼儀?

違う国に行くと習慣や考え方、いろいろなことが違っていてカルチャーショックを受けますよね。 小さな事だけど、これってカルチャーショック・・∑(´□`;)?と思った出来事のひとつを紹介します。 親しくなると家を見せる アメリカに住んでいるといろいろな国の人と会う機会がたくさんありますが、この習慣はアメリカ人の友人と会ったときに感じる小さいカルチャーショックな出来事です。 知り合って仲良くなり家に遊びに行くと大抵の場合、 「家に来るの初めてだよね、案内するね」 といって家中の部屋をみせてくれるのですが、リビング、ダイニング、ベッドルームやバストイレ、屋根裏や地下室まで、細かに案内してくれます。   日本人の感覚からすると、主寝室やクローゼットまで、いくら親しいとはいえ個人的な空間までオープンにされると、なんだか見てはいけないような感覚になります。 遠慮していると、逆になぜ遠慮しているのか不思議がられます。 入っちゃいけない場所なら最初から見せないよ、という感じらしいです。   そして相手を自分の家に招待すると、今度は同じような対応を期待されます。 始めのころは家を見せるという感覚に慣れていなかったので、クローゼットに脱いだ服が落ちていたり、ベッドの布団が起きた時のままの状態だったりして、見せてと言われて内心少し焦ったりしましたw 単に私がずぼらなだけ、ですねこれはw   でも、なぜ家中を見せるのかと考えてみましたが、見せる立場だと照れ臭いような感覚もありますが、案内された側に立って考えてみると確かに家を案内してもらった後は妙な安心感を感じたというか。 家を案内してもらったあとは、トイレに行きたいときも場所を分かっているし、確かにリラックスできたような気がするんです。 よくある英語の表現に、「Make yourself at home」という言葉がありますよね。 この表現は家にいるようにリラックスして、という意図がありますが、相手にそうなってもらうために家を案内するのかな、と考えるとなんとなく腑に落ちました。   猫も、初めての家に連れてきたときは家中を散策してテリトリーを確認しますよね。 猫とは違うかもしれませんが、始めてくる建物内の、その行動してもいい範囲を知るだけで、安心感がうまれるんだなぁと感じました。   それからは家を見せるのが一種の礼儀のようなものなのだと理解したあとは、友人がくるとなると家中を片付けるようになりました。 そういった意味で、私にはいい習慣のようです(;'∀') (注意:家を案内しないアメリカ人も大勢いますし、感じ方には個人差があるかもしれません)   ドアは部屋に人がいる/いないの目安 もうひとつ家に関する小さいカルチャーショックです。 日本にいると、ドアは開けたら閉める、というのが当然のような感じをうけませんか? 親にもよくそう言われたように記憶しています。(うちだけかな。。。?)   一方、アメリカ人のお宅にお邪魔していると感じるのは、ドアの状態で入っていいのか悪いのかの目安になっていると感じます。 入ってほしくない時はドアを閉めておく、逆に入っても大丈夫な時はドアを開けておく、といった感じです。 確かに、トイレやシャワーもドアが閉まっているときいちいちドアをノックして中に人がいるか確認しなくても、ドアが見える位置にいたらドアの開け閉めで分かるので効率的ですよね。 義実家に滞在している時も、ドアを開けっぱなしにしておくと部屋に入ってこられるけど、入ってきてほしくないときは閉めておけばいいんだ、と気づきましたw   後から理屈で考えると当然のように思えますが、始めは”いつでもドアは閉めておくべき”という感覚でいたので、これも小さいカルチャーショックなのかなと思います。 (注意:これも、ご家庭によって差があるかもしれませんし、感じ方もひとそれぞれだと思います。また個人宅に限ると思います。)  
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EDITOR PICKS