
ニキビ用製品を使う→オイルフリー→乾燥→皮脂過剰→ニキビ、の負のスパイラルを断ち切るには、乾燥対策大事です。
乾燥を放っておくと皮脂分泌過剰にもつながる?
ニキビを治すには、アクネ菌のエサである皮脂を抑えるとよく聞きますよね。
ニキビ用の製品には、皮脂を抑えるための成分がたくさん入っていたりして、それが乾燥の原因になったりもします。
乾燥しているのに、時間が経つといつの間にか油田状態になっていて、ニキビ用製品も私の油田にはかなわなかったか。。
・・・と思っていた時期もありましたが、どうやらそうではないようです。
乾燥が続くと、皮膚が、表面に皮脂が足りていない、急いで作らなければ!と分泌をはじめ、
余計に皮脂を出そうとしてしまうそうです。
なので、ニキビ肌だからといって乾燥対策を怠っていると逆効果になることもありますので、気を付けましょう。
ホホバオイル
天然オイルの中で、人の皮脂と一番似ている成分と言われるホホバオイル。
顔だけでなく髪の毛や全身にも安心して使えるし、お値段もそんなに高くないし、
今やどこでも買える一番人気のオイルではないでしょうか。
普段のスキンケアに1、2滴足すだけで劇的に違います。
オイルなのに肌についた瞬間馴染み、べたべたしません。
塗る順番は、化粧水を塗る前にハンドプレスしてお肌の浸透力を高めるブースター的な使い方や、スキンケアの最後に仕上げとして使う方法、超乾燥しているときには両方やったりといろいろあります。
また、ホホバと並んで人気のアルガンオイルと混ぜて使ったりもできますし、フェイスクリームを手作りする際のベースオイルにもなったりしますし、ホホバオイルは知りだすと奥が深くて楽しいです。
ホホバオイルは皮脂の構造にとてもよく似ているので馴染みが良く、肌に合わないという人は少ないかと思いますので、安心して試せると思います。
CeraVe
これはアメリカでは定番中の定番じゃないでしょうか。
食品スーパーにも売っているほどメジャーなクリームですが、残念ながら日本ではアマゾンさんでしか売っているのを見たことがなく、しかも5000円もしてしまいます。
アメリカでは453gも入って12ドルくらいですので、試したい方は個人輸入などのサービスもありますので、買えそうならぜひ試してみてください!
おすすめな点は、セラミドとヒアルロン酸も入っていて低刺激でお肌が潤うからです。
私の肌は普段はオイリーなのですが、乾燥して顔中の皮がむけてしまった時、ホホバオイルとこのセラヴィクリームを使い、一週間で皮むけが治りました。
アメリカのNational Eczema Association (ナショナルエクゼマ協会)も認めたと書いてあります。
エクゼマとは、アトピーを含む皮膚炎の総称のようです。それだけ低刺激ということですね。
ピアソンHPローション
日本の皮膚科で処方してもらえる、ヒルドイドと同じ成分が入っているローションです。
私の通っていた皮膚科のおじいちゃん先生は、いつもヒルドイドをすごく推していて、
どんな高い化粧水よりもこれが一番いいんだよ~と言っていました。
ヒルドイドは皮膚科で処方してもらうと安く買えますが、このピアソンHPローションも50gで1000円くらいです。
これも乾燥した肌にとても効果があるのですが、注意しなければならないのは、傷口や目と口の周りを避けて使わないといけない点です。
傷口に塗ってはいけないのは、単にしみるからではなく、有効成分のヘパリン類似物質が血液を固まりにくくする作用を持ってるのが理由のようです。
やけど跡に塗る薬にも同じくヘパリン類似物質が入っているのは、ヘパリン類似物質が血行促進の効用があるからでしょうか。
もう一社、ノバルティスファーマという会社も同じ成分で製品を作っていますが、私の使った感想ではピアソンの方が馴染みが良いように感じました。
同じヘパリン類似物質が0.3%入っているけど、他の97.7%は違う成分や違う配合で入っていることになりますので、使ってみて合う方を選んだらいいのではないかと思います。
お値段も、こちらのピアソンの方が少し割安だったと思います。
クリーム状も売ってますので、その辺も個人のお好みで。
私はこちらのローションは常用はせず、乾燥がひどい時の救世主として使っています。
スキンケアの参考記事: