アメリカで車を運転する時、日本とは違う決まりや知っておくといいなということをまとめました。
移住組は早めに現地の免許をとろう
私は田舎出身で、高速道路なんて使わなくても生活できるようなところで育ちました。
車の運転も好きな方で、一人でドライブに出かけたりすることもよくありましたし、友達と出かけると運転うまいねなんてほめられたこともあります。
ですが、アメリカに来てみて道路の広さ、車線の多さ、車の混みよう、スピードの速さに、びっくりして衝撃を受けました。
なんだここはー!
こんなところで運転なんてできるかー!
どこまでこの道路は続いてるんだ!
ってのが最初の感想です。
まず右車線に慣れるのに少し時間がかかりました。
来たてのころ主人の運転で助手席に座っているのですが、右側なので日本だと運転席側になりますよね。
その助手席に座り反対の車線に違和感を覚えながら、ついつい足が勝手にブレーキを踏む動作をしたりしていましたし、車線を間違えて事故る夢を見たりもしましたw
そんな私もなんとかアメリカでの免許を取り、ようやく運転にも慣れてきたところです。
未だに遠出する時は心臓バクバク&つく頃には肩こり必至ですけどねw
慣れてきて改めて気づいた点などがありますので、簡単にご紹介させていただきたいと思います。

免許をとる場所はDMV (Department of motor vehicles) といい、 試験の車は自分で用意
アメリカの運転免許は、とても簡単に取れます。
私はノースカロライナ州とバージニア州で免許を取りましたが、どちらも筆記テスト、実地テストの両方を受けました。
州によって日本語でテストを受けれたりする場所もありますので、ご希望の際はお近くのDMVに問い合わせてみてください。
テストの内容は大体、標識の問題が5~10問、知識問題が20問、正解率80%以上で合格のため、ちゃんと勉強してれば難易度はそんなに高くありません。
筆記テストに合格したら、実地テストの予約をして別の日に受けます。
実地テストで使う車は自分で用意しなければいけませんし、その車が保険に入っていないと試験に使用できませんのでご注意ください!
実地テストでは試験官が助手席に乗り指示するので、試験官に従って運転します。
車線変更や最高速度、駐車スキルなど、基本的な動作や決まりを守ってやれば大丈夫でした。
2,30分ほどで終わり、その場で合格かどうか言い渡され、1週間後くらいに免許証が郵送されてきます。
不合格でも数日以降にまた試験を受けることができます。
(州によって違うようですが、3回以上不合格の場合は講習を受けてからでないと再挑戦できない、といった決まりもあるようです。)
ワシントンDCなどの都心部近郊で実地テストを受ける場合には、縦列駐車がテストに含まれていてそこで躓く人が多いそうです。
都心部では駐車スペースが少ないため、道路わきに駐車するために縦列駐車が必須スキルなんでしょうね。

また、これは噂ですがメリーランド州やここバージニア州北部は、免許の取得が比較的厳しいと聞きました。
ワシントンDCに近いからテロ対策に厳しくしているとかいないとか。。。
小心者の私はビビって、いろんな無料の練習問題やiPhoneのアプリでみっちり勉強しまくってからテストを受けたのですが、
結果、ドライバーズマニュアルに書いてあるような基本の問題が多く、まったくの取り越し苦労でしたw
やはりテスト前には参考書よりも教科書で勉強するのが一番だ!ってことだと思います。
ドライバーズマニュアルはDMVにもおいていますし、各DMVウェブサイトからダウンロードできますので、マニュアルの熟読を強くおすすめします!(バージニア州のDMVウェブサイト)
国際免許の有効期限は1年だけど、州によって免許取得について決まりもあるよ
初めてアメリカに来た時、日本の免許センターで国際運転免許証というものを発行してもらってきました。
有効期限は1年で、書類申請だけでもらえたように記憶しています。
たしかその免許センターで免許証を受け取る際に、
「(旅行者でないなら)現地についたらなるべく早めに向こうの免許とってね」というようなことも言われました。
場所や人によるかと思いますが、観光地でなく外国人が少なめな地域の警察官は国際免許証の存在を知らない人もいて無免許運転の切符を切られてしまうことがあるようです。
無用なトラブルに巻き込まれないように早めに免許を取ったり、細部まで決まりを読んで注意した方がいいですね。
州によって決まりが違うと思いますがここバージニア州のDMVを例にとると、
”引っ越してきた方は60日以内にバージニア州の免許を取りなさい” や、”旅行者は手持ちの免許や国際免許で運転してもいいが半年以内に限る”
などというように明記されている場合もあります。
有効期限が1年あるからといってのんびりするより、ちゃっちゃと現地免許を取って済ませてしまいましょう!
必要な書類がそろわない、などの問題がある場合もやはり、DMVに相談してみてください。
↓日本で発行してもらった国際運転免許、とっくに期限切れてるけど探したらあったので参考に。
アメリカで運転時に気づいたこと/気を付けること
個人的にこちらで運転していて気付いたことや、日本と違う点などをあげてみました。
1.”Speed limit”は、最高速度? 最低速度?
アメリカ人は車の運転に関してはみんなせっかちで、そんなに急いでどこへーというくらい飛ばしています。
田舎出身の私ははじめのころ、びゅんびゅん飛ばしていく周りにビビりながら、スピードリミットに最新の注意を払って運転していました。
すると夫に、「運転遅いよ、もっと早くしないと邪魔だよ」と言われてびっくりしました。
だってもっと早くしたら最高速度超えちゃうよ?と返すと、
「大体ここではスピードリミットにプラス10マイルくらいで走るよ、それくらいなら警察も止めないから」
と言われました。これは夫だけでなく、アメリカ人の友人も家族もみんな口をそろえて言います。
例えば、スピードリミットが55マイルなら、65マイルほどまでなら超えても大丈夫で、55マイル以下で走ると遅めなんだとか。
しかもマイル表示でmph、mile per hour です。わかりにくいですよね。
車によってはキロ(kph)と併用表示のものもありますが、
50マイル=約80キロ
55マイル=約88キロ
60マイル=約96キロ
65マイル=約104キロ
という感じです。
しかも不思議なことに、みんながみんな100キロ以上でびゅんびゅん走っていても、道路がはてしなく続いているような所ではそんなに早く走っているという感覚じゃなくなってきます。(恐怖)
・・・スピードリミットは、最高速度なの、最低速度なの!?
と言いたくなりますが、実際そのくらいのスピードで走っていて何度もパトカーとすれ違ったり追い抜かれたりしましたが、止められたことはありません。(;´Д`)
これで”最高速度”の意味あるの?って思ってしまいますが、一応最高速度です。
法律は法律なので、周りが遅いと言おうが”これだからアジア人は”と言われようが(アジア人は運転が下手というのがこちらの常識らしい)、私はなるべく法律に従いスピードリミット以下で走ります!
Speed limit は、最低じゃなく”最高速度”ですよ、お気をつけて!

2.スクールバスが停車する時はみんな停車、しないと罰金
もうひとつ、アメリカで運転していて感じた大きな違いがスクールバスに関する決まりです。
こちらのスクールバスは映画やドラマなどで見る、黄色くてレトロな感じが可愛いバスです。
このスクールバスにはストップサインがついていて、停車して子供たちが乗り降りしている間、このストップサインが点灯したり車道側に掲げられたりします。
ストップサインが出ている間、後続の車両もすべて停車しなければいけません。
このストップサインは大体車体の横側についていますが、後ろから運転してきてストップサインが見えなくても、バスの上部の赤いランプが左右交互に転倒していたらストップという意味ですので、気を付けてくださいね。
反対車線も同様に止まりますが、間に中央分離帯がある場合は止まらなくてもよい場合もあります。
各州の法律に従ってください。
スクールバスが停車している間に追い抜いたりすると、初回で100ドル、2回目で200ドルと90日の免停の処分を受けるようです。
状況によってはもっと処分が重くなったりする場合もあるとのことで、スクールバスの停車に関する決まりはすごく厳しいです。
運転し始めのころは、スクールバスが走る時間帯に運転してバスに遭遇すると、いつもどの辺で止まったらいいのかわからずドギマギしていました。
今でも、なるべくスクールバスの走りそうな時間帯は避けて運転するようにしていますw

3.右折時は信号が赤でも、一時停止後、走行していい
これもまた、慣れるまでどきどきしながら運転していた違いのひとつです。
右折時、信号が赤でも一時停車して安全が確認されたら走行してもいい、という決まりです。
反対車線からの左折車が来る場合は相手が優先です。
これはどこの州でも大体同じような決まりのようですが、信号や交差点付近に 「No turn on red」というサインがある場合は止まらなければいけませんので、周りをよく注意してみてくださいね。
私のよく行くお店の信号にこの信号赤の時右折禁止のサインがあるのですが、にも関わらず、信号で止まっていると後ろからクラクション鳴らされることがほぼ毎回といっていいほどあります。
クラクションでせかされると焦って、「え?行ってもいいの?」と動きたくなりますが、ぐっと我慢しています。だって法律守ってるのはこっちですもんね!
ちなみに以前日本で米軍基地の周辺に住んでいた時、日本の左車線に慣れていない外国人が、
間違って右車線に入ってしまったり、また左折の際に信号で一時停止してそのまま進んで行ったり、といった間違いをしているのを見かけたことがあります。
日本にあるのですが日本にある基地の中にはアメリカの決まりが適用されます。
車線はそのまま基地内でも左車線でしたが曲がるときの決まりが反対で、信号で左折時に一時停止して安全が確認されたら走行していい、という風に変わっていました。
私も基地内で運転する際に時々混乱してしまっていましたので、間違ってしまう外国人たちの気持ちが分かりますw

4.信号がなく、「〇 Way」と書かれたストップサインのある交差点では先着順
信号のない交差点で停止線が引かれてストップサインがあり、ストップサインの下に「4 Way」や「All way」と書かれたものを見かけることがあります。
これは優先道路の指定がなく、先着順から一時停止後に進んでいいという意味です。
停止線で止まるときに自分以外の方向の車の動きを注意して見て、自分よりひとつ先に止まった車を覚えておき、その車が通行したらゆっくりと発進します。
相手が対向車線でお互いにまっすぐ進む場合や、自分がまっすぐ進みたくて対向車線が右折する場合など、周囲の安全を確認できたら相手がいなくなるまで待たなくても大丈夫です。
慣れると結構スムーズに行けますが、相手が順番を勘違いして突進してきたりもあるので、慎重に運転したいところです。

5.ハザードで”ありがとう”のサインは危ない!
車線を移るときに譲ってもらったりしたとき、日本だとハザードを一瞬点滅させたり、クラクションを短く鳴らしたりしてお礼を示しますよね。
アメリカで同じことをやると、逆に怒られてしまいますのでやめましょう!
ハザードを付けるのは主に、”車に異常があるので止まりますよ”のサインです。
特にハイウェイなどの複数車線で最高速度も100キロ以上あるような場所でやると、止まりますのサインと勘違いされるとぶつかったりなど、事故になってしまう可能性があり危険だからです。
もし後続車が急いでいてハザートを見て止まるのかと勘違いして急いで車線を変えたり減速したりして状況を混乱させてしまった場合、危険ですし、後続車と喧嘩に発展することもあるそうです。(恐怖)(;´Д`)
アメリカに来たばかりのころの私は、なぜかこのハザードやクラクションのお礼サインを世界共通だと思っていて、道を譲ってくれた相手にハザードのサインをしてしまっていました。
幸い田舎道でしたし事故や周りに迷惑がかかるような事態にはなりませんでしたが、今考えると危なかったなぁと思います。
じゃアメリカ人たちはどうやって”ありがとう”のサインを送っているかと観察してみると、シンプルに笑顔で返したり、手を軽く振ったりしているようです。日本でも手を振ったり軽くお辞儀したりしますよね。
相手が車線変更できるように譲ってあげて相手の車が前に来ると相手の顔は見えませんが、そんな時でも、バックミラーの近くで後ろの相手に向かって手を振ってくれているのに結構気づいたりします。
相手が譲ってくれたり、また譲ってあげた時などに笑顔を向けてくれると、こちらも気持ちがいいですよね。
知らない人に向かって笑顔で返す、というのはシャイな日本人には時々ハードルが高いような気もしますが(私だけかな?)、なるべく気持ちよく笑顔で手を振るように心がけたいですね!

6.高速道路には、複数人乗っている車の優先ラインがある
複数車線ある大き目の高速道路には、複数人乗っている車用の優先車線があります。
HOV (High Occupancy vehicle) というのですが、大抵は一番左側の車線にあることが多く、優先車線の始まりあたりに標識があったり、ひし形のマークが道路に記されています。
場所によって違うようですが、2人以上や3人以上など、人数の指定も標識に書かれています。
そして優先車線に入ったら、ある程度の距離や出入り口付近でない限り頻繁に車線変更できない場所もありますので注意してくださいね。
車線変更できるかできないかは、車線を見ればわかります。
点線でなく直線が二本ある場合、今は車線変更できませんという意味です。
標識には文字で書かれているものや、車の絵に数字とプラスの文字で書かれているもの、曜日や時間の指定がある場合もありますので、注意してみてくださいね。


7.前向き駐車が多い
日本で駐車する向きは、住宅街に面している商業地などでは指定されている場所も見かけますが、大抵はバックでの駐車が多いように感じます。
日本の米軍基地の中で初めて働いた時、オリエンテーションで「駐車は前向きで止めなさい」と指定されて不思議に思ったことを覚えています。
こちらに移住してからも、スーパーなどでもまっすぐ前向きに駐車している車がほとんどです。
なぜなのかはっきりとした理由は分かりませんし、ここアメリカでも意見の分かれる話題のようですが、ネットや周りの意見をまとめると、
前向きで止めるほうが早いし簡単、バックで止める時危ない、というような意見が多かったです。
一方バックで止める派は、止める時は早いけど出る時に見えないし危ない、といった意見が多く、私も同感です。
州によって前向き派が多かったり少なかったりするようで、例えばハワイではバック派が多いなんて記事もネットに見かけました。
私は個人的に思うのは、アメリカ人は基本的にせっかちな人が多いので目先の速さ優先で前向き駐車が多いのかな、と思うのがひとつ。
もう一つはスーパーでの買い物の際、こちらの方たちは大きなカートに山のように積んでたくさん買い物をすることが日常茶飯事で、荷物を車のトランクにのせている光景をよくみかけます。
この時、バックで止めていると後ろの車が邪魔になりトランクへ荷物をのせづらいから、というのも前向き派の理由にありそうだと思っています。
駐車場のスペースも広々としていて、前向きで駐車しても確かに早いし出る時も注意を払えば大丈夫ですので、結局は個人の好みかなとは思いますが、
人によってはバックで駐車している車を邪魔だと嫌う人もいるようですので、バックで駐車の際は気を付けてスムーズに行くようにしたいですね。

8.妊婦さん専用の駐車スペースがある
日本でも妊婦さんや赤ちゃんを連れている方が優先して駐車できるようなスペースや、身体障碍者専用のスペースを共有できるなど、妊婦さんに親切な駐車場も増えましたよね。
なんでもハッキリしたものが好きなこちらでは、駐車場の指定も細かかったりします。
例えば米軍基地内での駐車場は、その方のランクに合わせての指定駐車場があったりもします。
指定がある場合は駐車スペースに文字で書かれていたり、妊婦さんやベビーカーの絵が書かれているので迷うことはあまりないかと思いますが、15分だけなど、時間の指定がある場合もありますので注意してくださいね。
文字では「Expectant mother」や「Expecting mother」、「Family parking」などと書かれていますので、妊婦さんはぜひ利用しましょう!
ノミの心臓の私は、妊娠中もお腹が目立ってきた後に1,2回しか妊婦専用の駐車スペースを使ったことがありません。。(-_-) 次回はいっぱい使いたいと思います!w
9.「Yield」イールドサインは前方優先
日本では見かけない標識のひとつに、「Yield(イールド)」というサインがあります。これは前方を優先しなさいという意味です。
高速道路や合流地点などでよく見かけます。イールドは赤ふちの三角形をしています。

あと、右折専用や左折専用の矢印の信号がある場合、矢印の信号とセットで使われていることもよくあります。
こちらの標識は文字で細かに指定してある場所も結構あるので、読んでその通りにすればいいのでわかりやすいかなと思います。
例えば下の写真だと、矢印が赤で点滅している時一時停止後に前方優先しながら進んでいい、という意味です。
10.道路のほとんどに名前がついている
アメリカはとにかくでかい、広い。
道もどこまでも続いていて、飛行機で東海岸から西海岸へ行こうと思うと4,5時間かかるところも、車で運転していこうと思えば行けちゃいます。数日かかるけど。
そんなアメリカでの運転は、慣れている場所以外ではGPSナビが必須アイテムです。
先日数年ぶりに長距離運転をしました。バージニア州からニュージャージー州までです。
主人が運転すると3時間ちょいで着くところを、私は4時間かかりましたが、GPSナビのおかげでなんとか無事にたどり着きました。
私でも長距離運転ができた理由は、道路の一つ一つに名前がついているので、ナビゲーションがとても分かりやすいということだと思います。
GPSナビも細かな道路まで詳細に載っているし、道の名前で探すので間違いが少ないんです。
日本の住所だと、〇丁目、だとか区切りがどこからどこまでなのか、分かりづらい場合が多いような気がしましたので、道の名前で整理するシステムがとてもいいなと思いました。
それに個人的な好みですが、いろんな場所のいろんな地名や道の名前を知るのが楽しかったりもしますよ。
都心部だと、17th street のように数字だけの道路もありますが、King street やQueen street、Princess street など可愛い名前があったり、人の名前だったり、
うちの近くには「Frying pan road(フライパンロード)」、という名前の道もあったりします。
ネットで見かける面白い名前の道路には、「Anyhow lane(ところでさレーン)」や「Chicken dinner road(チキンディナーロード)」など、適当につけたんじゃ・・・って名前もいっぱいありましたw

11.ナンバープレートが面白い
こちらで運転している時のもう一つの楽しみは、ナンバープレートです。
こちらのナンバープレートはアルファベットのみの表記にすることもできるので、その数文字の中にユーモアのある言葉を入れたり名前を入れたり、オリジナリティあふれるナンバープレートがいっぱいあります。
日本にいたころは、ナンバープレートの4つの数字を暗算で足していかに早く答えをだせるか、というゲームを一人でやったり主人と競ったりしていました(笑)
こちらに来てからは、ナンバープレートの略字をどんな意味か考えたりするゲームに変わりました。
ハートの文字も入れられるみたいなので、「I♥〇〇」のように名前や好きなものが入っていたり、「sorry」と言葉が入っていたり。
前に割り込んできた車にムカついてナンバープレートを見たら「MUAHAHA」と書いてあって笑った、などのエピソードもネットで見かけました。
遊び心いっぱいでアメリカンらしくてこういうの好きです(笑)
12.歩行者優先してくれるドライバーが多い
ハイウェイや交通量の多い道路でやたら止まるとかえって危ないという場所もありますが、それ以外での歩行者優先はかなり親切でほぼ止まってくれます。
法律なので当たり前と言えば当たり前なのですが、日本にいる時は運転者が気づかなかったり、車がどいた方が邪魔にならない、という風にあまり止まってくれなかったイメージでしたし、歩行者側としてもそれがあまり気になりませんでした。
私は車が行くのを待ってから道を渡るのも平気なので待っていると、必ずみなさん止まって渡るまで待ってくれます。
運転している時は、早くどかなきゃと焦ってしまうこともありますが、落ち着いて歩行者を優先してあげられるようなドライバーになりたいです。
あ、余談ですが、ニューヨークの都市部だけは例外だと思います。
先日親戚の家に向かう際ニューヨークの街中を車で通ったのですが、車側の信号が青なので直進していると、大量の歩行者が車に見向きもせず、目の前を堂々と渡っていました。
さすがに信号が変わりそうでしたので誰かがクラクションを鳴らすと、歩行者の一人が両手をあげて、「What?」とでも言いたげに車にガンを飛ばしていました。(;´∀`)
ニューヨーク出身の友人に聞くと、これは有名な現象でニューヨークではよくみられる光景だそうです。
主人も、ニューヨークを運転するときはいつも以上に緊張しているのが分かります。
都市部での運転は歩行者に特に注意が必要ですね!

さいごに
私が気づいた運転時の日本との相違点や、注意した方がいいなと思ったことをまとめてみましたが、いかがでしたか?
場所や地域によっても違いがあるかと思いますが、大体は似ているのではと思いますので、少しでも役に立てば幸いです。
一言で感想をまとめろと言われたら、とにかく全体の印象(あくまでも個人の意見の範囲です)は、
”アメリカ人はせっかちが多い”
です(笑)